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キミの幸せがボクの幸せだよ。映画『僕のワンダフル・ジャーニー』レビュー

5.0
映画レビュー
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生きていれば、たくさんあるよね。ツライことって。

毒親からの呪縛に苦悩したり、ロクでもない男に付きまとわれたり、夢を叶えるための一歩が踏み出せなかったり…

そんなとき、何よりも支えになってくれるのが、ペットという存在なのかもしれません。

文字通り命をかけて、さらには生まれ変わっても、また大切に想う人のもとへとやってきてくれる、そんな犬のお話が僕のワンダフル・ジャーニーという映画です。

かなり泣けます。

開始15分で泣けて、またその10分後には泣けて、また泣けて…と、最初から最後まで思いっきり泣ける映画でした。

というわけで、映画『僕のワンダフル・ジャーニー』のレビューを書いていきます。

少しネタバレもあります。

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』をおすすめしたい人

  • 人生に嫌気が差している人
  • ペットを飼っている人(犬に限らず)
  • ペットとの別れのとき、後悔したくない人

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』のザックリあらすじ

農場を営む老夫婦のもとには、一匹の老犬がいました。

老犬は老夫婦に愛され、老犬もまた、老夫婦を愛し、その孫娘のことも大好きでした。

しかし、老夫婦の息子は若くして亡くなっており、遺された義理の娘は自分勝手に振舞ってばかり。

ついに義理の娘は、孫娘を連れて家を出て行ってしまいます。

そして、寂しさを感じている老父に追い打ちをかけるように、老犬も最期のときを迎えます。

主人は最期の別れのとき、「次に生まれ変わったら孫娘のもとへ行き、彼女を守ってくれ」と願いながら、老犬を看取りました。

その後、生まれ変わったワンちゃんは、孫娘を見つけ出して共に暮らし始めますが、理不尽な事故で命を落としてしまいます。

しかし、使命を果たすため、また生まれ変わって孫娘を探しました。

でも、再会を果たしたからといって、そう都合よく孫娘と暮らすことはできません。

使命を果たせぬまま天寿を全うしては、また生まれ変わり、孫娘との再会を果たします。

ワンちゃんは前世までの記憶を活用し、孫娘が幸せになれるよう導いていくのです。

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』での、心に優しく響くセリフ

YESって言ったほうがいいんだよ。言えるときは…

10数年ぶりに祖父母に会いに来た孫娘は、直前で祖父母との再会に迷いを見せます。

幼馴染「おじいさん、おばあさんに会いに行こう!」

孫娘「YES…」

事前にこんなやりとりがあったようで、この「YES」を少し後悔しているようです。

孫娘には、祖父母と一緒に暮らしていた幼少期の記憶はなく、母親からは「おじいちゃん、おばあちゃんは悪い人」と聞かされていたのです。

孫娘「なんで、あのときYESって言っちゃったんだろう…」

そんなためらいを見せる女性に対して、祖父母との再会に同行した幼馴染の言葉が

「YESって言ったほうがいいんだよ。言えるときは…」

 

「少しでも前向きな気持ちがあるときには、物事を良い方向に考えて、前向きな決断をしていこう。」と、優しく背中を押してくれる言葉ですね。

 

究極の目的は人を愛すること~中略~彼らを愛することがご褒美だ

これはエンディングで、天国へと旅立つワンちゃんのセリフ(気持ち)です。

愛犬の死って、言葉では言い表せないほど悲しくてツラいですよね?

  • あの子は、ウチに来て幸せだったんだろうか…
  • あの子のために、もっとしてやれることがあったんじゃないか…

ワンちゃんのことを愛していればいるほど、そんな苦悩に押しつぶされそうになるかもしれません。

でも、そんな飼い主の苦悩に対するワンちゃんの返答が、この言葉には詰まってるんです。

飼い主であるあなたを愛することができて、幸せだったよ。
いっぱい愛情をもらったから、その分いっぱい愛情をかえしたんだよ。
ありがとう。大好きだよ。

映画『僕のワンダフル・ジャーニー』の感想まとめ

まさに犬好きのための映画でしたね。

いま、犬を飼っている人には、ぜひとも見てほしい。

いずれは訪れるであろう愛犬との別れの前に。

もっと愛情を注いでやれたはずなのに…なんて、後悔しないために。

ペットロスの深い悲しみに沈んだとき、この映画はほんの少しだけ、悲しみを癒してくれるような気がします。

冒頭で、泣ける映画だと書きましたが、悲しい涙だけでなく、幸せな涙も流せる映画です。

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追伸というか、個人的な話

私は犬を飼ったことはありませんが、ネコと同棲しています。

このブログを泣きながら書いている私のそばで、心配そうにじっと私を見ています。

内容を思い出して、レビュー記事を書いているだけでも、泣けてきちゃう感動的な映画でした。

子供の頃にもネコがいて、ペットロスのツラさも経験しています。

大好きな家族との別れのツラさは、イヌ派もネコ派も変わりません。(というか、飼ったことがないというだけで犬も好きです。)

さて、ブログ執筆はここで切り上げて、いま私をじっと見ているコイツをこの後、思いっきり撫でまわしたり遊んだりしてやりたいのだ!(ネコの場合、やり過ぎると嫌われるので、ほどほどにしておきます。)

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