どーも!
高所恐怖症のバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。
今回は2018年10月9日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『クライムダウン』のレビューでございます。
なるべくネタバレにならないように重要なところは伏せていきます。
映画『クライムダウン』のイントロダクション
5人パーティの登山グループが訪れた山の中で「何か声が聞こえるぞ?」と土を掘り返してみたところ、箱の中から女の子が出てきて「どうなってんの?」となります。
とにかく犯罪臭がプンプンなので、女の子を連れて下山することを決める5人。
断崖絶壁を下れば近道になるけど、それには熟練の技術が必要ということで二手に分かれることにします。
登山熟練者の2人は断崖絶壁を下りて、麓の村で警察への連絡を急ぐ係。
残りの3人は緩やかな道を通って、土の中から救出した女の子を連れて下山する係。
そして、彼らに迫る謎の男たち。
果たして5人の大人と少女は無事に山から脱出できるのか…
映画『クライムダウン』の主な登場人物とその印象
アリソン
登山経験が豊富な美女。
崖から落ちたり、人工呼吸したり、悪い男と格闘したり、大活躍します。
エド
登山経験は浅い男。
まあまあイケメン。
アリソンの彼氏っぽい感じだけどラブラブシーンは特になし。
子供っぽくて下ネタ大好きだけど、たまにはクールに決めるぜ。
ロブ
登山経験が豊富な男。
パーティーのリーダー格。
アレックス
登山経験はそこそこのオジサン。
事なかれ主義者のようですが、仲間や幼き子供を助けるためには男を見せるナイスガイ。
ジェニー
登山経験はそこそこのオバさ…お姉さん。
アレックスの奥さんで、オトナの色気たっぷり。(エッチなシーンはありません。)
アナ
山中に埋められた箱の中に閉じ込められていた少女。
大人の男が怖いようで、助けてもらったのに懐きません。
でも、カワイイっ。
その他に悪そうな男たち数名
ネタバレにつながるので詳細は割愛。
それぞれ立場の違った男たちが出てくるので、集中してみてないと役どころが分からなくなります。
映画『クライムダウン』の見どころ
険しい山道だったり、切り立った断崖絶壁を登ったり下りたりするので、それだけでも緊迫感がすごいです。
アリソンが崖から落ちて気を失って、「え?まさか…?」って思わせるシーンもあったりします。
そこへさらに悪い男たちが迫ってくるので、一瞬たりとも目が離せなくなりました。
ハラハラドキドキの連続です。
そして、無事に下山し、近くの村に到着したあとも安心できません。
悪い男たちはアナを追って村にまでやってきます。
アリソンたちは駐在所に保護を求めますが、駐在所の警官の対応も信用できるものではありません。
「もしかして、警官もグルなのでは?」とエドは疑います。
勘の鋭いワタクシも疑いました。(勘が当たるとは言ってない。)
一方その頃、同じ村のバーで少女アナを巡って2人の男が交渉をはじめます。
「金を渡せ。」という男に対して、「アナの姿を見せない限り、交渉は決裂だ。」という男。
身代金の受け渡しのようですが、両者とも肝が据わっています。
この2人の交渉の駆け引きも見どころのひとつでしょう。
ちなみに村ではお祭りの真っただ中で、おっぱい丸出しの女性もいますが、特にエッチな感じはないのでソコは期待しないようにネ。
ちょっと残念というか、気持ち的に納得できなかった点
少女1人を助けるために大勢の大人が巻き込まれて死んでしまいます。
「身を挺して子供を守ることが大人の使命」と言えばカッコイイですが、さすがに犠牲が多すぎると思いました。
しかも、本来は味方の立場のはずの人に銃で撃たれて死んじゃう人物もいます。
さすがに「え?なんで?しかもココで?」ってショックを受けました。
映画『クライムダウン』を見た感想まとめ
ラストの結末は完全なるハッピーエンドとは言えずに複雑な気持ちになりますが、落ち着くところに落ち着いたかなといった印象です。
想像すると恐ろしいけど「よっしゃー!ざまぁwww」と悪人には悪人らしい終わりが用意されています。
勇敢に少女を守った善人には(犠牲者の数も多いですが)「ひとまずよかったね。」という結末が用意されています。
見どころが多くて、基本的には面白かったです。


コメント