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渋いおじさん同士の友情に惚れてしまう映画『RONIN』

映画レビュー
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どーも!

第三志望だけ合格してたのでなんとか浪人せずに済んだバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

ということで今回は、2019年6月5日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『RONIN』のレビューでございます。

ジャンルとしてはクライムサスペンスといった感じだけど、ストーリーうんぬんよりカーアクションシーンに見ごたえがありました。

映画『RONIN』のザックリした概要

いろんな国の元特殊工作員とか元軍人とか、いわゆるその道のエキスパートが集められ、謎の金髪美女に仕事を依頼されるお話です。

「銀のスーツケースを奪う」というのが、集められた5人に課せられたミッションです。

ちなみに集められた人間は全員、本職を失った人たちなので「浪人」というわけですな。

映画『RONIN』の見どころと感想

カーアクションが面白い

冒頭でも言いましたが、ストーリーよりもカーアクションシーンのほうが面白かったです。

はっきり言って、ストーリーはそこまで印象に残るようなものではありませんでしたが、カーアクションは印象に残っています。

CM時間を確保するためにバッサリ編集をしているテレ東の午後ロードでもカーアクションシーンを長尺で流していることから、この映画の1番の見どころはカーアクションであると判断したのでしょうな。

セリフもほとんどなしで延々と爆走するシーンとか、ついつい画面に魅入ってしまいました。

まるでWRCラリーを観ているかのようにリアルな映像でした。

ターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)、両方あるよ!

どこか不自然さを感じるような派手な演出よりも、よりリアルなカーアクションが観たい人にこそオススメです。

渋いオヤジ同士の友情に憧れるぜ!

ロバート・デニーロとジャン・レノという2人の渋い中年スターが大活躍する映画です。

ちょっとネタバレしますが、仲間のリストラとか負傷とか裏切りとかあります。

その結果、最初は5人だったチームも最終的にはこの2人で当初の目的であった銀のスーツケースを追うことになります。

が、なんかもう、途中から銀のスーツケースとかどうでもよくなってきます。

デニーロおじさんも最初の作戦会議ではスーツケースの中身を知りたがっていましたが、けっきょく最後まで中身がなんなのかは明らかになりません。

そんなことより、「俺たちをハメたヤツらの思い通りにはさせん!」って感じになってきます。

で、裏切り者を追う最中でジャン・レノをかばってロバート・デニーロが銃で撃たれるシーンとかあります。

この仕事限りの即席チームだった2人の間には、このときにはもう友情と信頼が成立しているんですな。

でも、ふたりは互いのことを必要以上に詮索するような野暮なことはしません。

事件の解決後には「また会おう」と多くを語らないまま別れる2人…

また会えるかもしれないし、もしかしたら再会することは一生ないかもしれません。

でも、ふたりには確かな友情が芽生え、互いのことを一生忘れることもないでしょう。

…カッコイイですな。

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