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ヘビヘビパニック!映画『スネーク・フライト』

映画レビュー
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どーも!

1度も蛇を触ったことはないけど、なんとなく触れそうな気がするバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

ということで今回は、2020年7月6日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『スネーク・フライト』のレビューでございます。

飛行機の中に蛇がウジャウジャ出てくるパニック映画です。

たぶん2~3年前に午後ロードで放送されたときにも観た記憶がありましたが、2回目の視聴でも面白かったです。

蛇と飛行機とパニックが好きな方におすすめの映画ですな。

映画『スネーク・フライト』のザックリした概要

ハワイでギャングによる殺人事件が発生。

事件の目撃者はロサンゼルスの裁判所で証言するため、FBI捜査官に護衛されながら飛行機に乗る。

が、その飛行機内で狂暴化した大量の毒蛇が出現し、乗員と乗客に襲い掛かる。

殺人事件の証拠を握る目撃者を亡き者にしようと企むギャングの陰謀なのである。

映画『スネーク・フライト』の見どころと感想

個性豊かな登場人物たち

まずは主演を務めるサミュエル・L・ジャクソン。

殺人事件の目撃者である青年を護衛するFBIのフリン捜査官を演じます。

ときにはクール、ときにはワイルド。

護衛対象の青年はもちろんのこと、ほかの乗客を守るために勇敢にヘビと闘います。

そんなフリン捜査官の護衛を受ける青年の名はショーン。

ファーストクラス貸し切り状態で、機内がパニックに襲われる中、フリン捜査官には「ここでじっとしていろ。」と命じられます。

でも、彼もやはり他の乗客の安全を確保するため、勇敢な行動を取ります。

私だったらファーストクラスで自分の身の安全だけを優先させちゃいそうだなぁ…

機長や副機長、キャビンアテンダントの面々も、乗客の命を守るため、命懸けで働きます。

自分の仕事に誇りを持っているからこそ取れる勇敢な行動だな~って思いました。

で、こんな機内に運悪く乗り合わせちゃった乗客もバラエティに富んでいます。

その中でも印象的だったのが、ヒップホップスターと彼のマネージャー兼ボディガード的な役割を務める幼馴染。

ヒップホップスターの男は、美女にはデレデレと愛想良く接しながらも、感情的になって自分勝手な振る舞いをしたり…

でも、幼馴染に諭されて態度を改めたりと、とても人間味のあるキャラクターでした。

そんな幼馴染はゲーム大好き人間。

クライマックスシーンではゲーム好きが高じてヒーローになります。(現実ではありえない展開にも思えましたが…)

他にも偉そうに威張っている中年男が出てくるのですが、こいつがホントに嫌なヤツ!

でも、悪い行いって必ず自分に返ってくるんですよねぇ…

笑えそうで笑えない絶妙なスリル

この映画がシリアスに毒蛇の恐怖を描くだけの映画だとしたら、ずっと緊張感を持ち続けながら観るハメになるので精神的に疲れてしまうという人もいるかと思います。

もちろん、「コミカルな演出など一切不要!絶対的なスリルを味わいたい。」という人もいるでしょう。

でも、わたしは少しコミカルな演出を用いた直後に訪れる恐怖こそ、この映画の醍醐味ではないかと思います。

ヘビに股間を噛まれてしまう男性がいたり、居眠り中に服の中をもぞもぞされて感じてしまうオバサンがいたりします。

こういった緩急のある演出があるからこそ、パニック映画でありながらもリラックスして観ることのできる映画になるわけですな。

えちえちシーンもあるよ

映画序盤のヘビが暴れ始める前の機内で、ムラムラを抑えきれなくてトイレでHしちゃうカップルがいます。

けっこうガッツリとエッチなシーンです。

ですが、まさにその最中にヘビがカップルに襲い掛かります。

ヘビに襲われたカップルはトイレの個室で叫び声をあげながら、ガンガンとドアにぶつかって大きな音を出します。

しかし、まだこの時点では客室内でヘビの姿は目撃されておらず、トイレ近くで叫び声と衝撃音を聞いたキャビンアテンダントもヘビに襲われているなんて考えもしません。

それどころか、同僚のキャビンアテンダントと「ずいぶん激しくヤッてるね(笑)」なんて言って話のネタにしちゃいます。

アメリカはまた随分とおおらかな国なんだな~と、改めて思ったりしたシーンでした。

これ、同じことと日本でヤッたらえらいこっちゃ…

機内のフリン捜査官と地上部隊との連携がカッコイイ!

乗員も乗客も大勢が毒ヘビに噛まれ、大勢の者が命を落とします。

また、毒ヘビに噛まれながらもなんとか耐えている者も、毒が全身にまわるのは時間の問題。

一刻も早く血清を打たなければなりません。

そこで機内のフリン捜査官から連絡を受けた地上のFBI捜査官たちは空港ですぐにでも治療に当たれるよう手配します。

しかし、機内に放たれた毒ヘビの種類が分からなければ適した血清を打つことはできません。

地上のFBI捜査官はヘビの専門家に協力を仰ぎ、毒ヘビの特定と血清の準備に奔走します。

機内で戦うフリン捜査官もカッコよかったけど、地上で飛行機の到着に備えて準備を進める人たちの活躍もまたカッコよかったです。

映画『スネーク・フライト』のレビューまとめ

この映画について調べてみたところ、わたしが好きな映画のひとつである『セルラー』と同じ監督であることを知りました。

『セルラー』もハラハラドキドキのサスペンス映画だったりします。

ちなみに『セルラー』のレビューも以前書いているので、ご興味があれば読んでくださいな。

電話越しの緊迫感が伝わるサスペンス映画『セルラー』
どーも!使ってはいないけど黒電話が家にあるバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。今回は2019年7月4日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『セルラー』のレビューでございます。ハラハラドキドキのサスペンス映画でしたが、観終わっ...

それと、『スネーク・フライト』のレビューをネット上で探してみると、どうも映画通の人ほどこの映画を低く評価しているように感じます。

どうやら、最初から「B級映画だから、どうせたいしたことない」という先入観を持って観てしまっているようです。

でも、わたしは初めてこの映画を観たときはB級映画だとは思わなかったし、普通に面白いと思いました。

というわけなので、コアな映画ファンの人にはあまりおすすめできる映画ではなさそうです。

逆にわたしのように「映画のことは詳しいわけではないけど、とりあえず観るのは好き。」という人におすすめしたい映画ですね。

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