どーも!
主役になるよりも目立たない脇役のほうが性に合っているバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。
今回は2018年10月3日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『沈黙のテロリスト』のレビューでございます。
映画『沈黙のテロリスト』のザックリした概要
おなじみスティーブン・セガールの映画ですが、この映画ではセガールは2番手かな?
「寡黙なタフガイ」っていういつものイメージは健在です。
一言でいうと「爆弾魔 VS 爆弾処理班」の戦いを描いた映画でござる。
映画『沈黙のテロリスト』の主な登場人物とその印象
レイ
麻薬捜査官。
怪しい連中を追っていった先で銃撃戦となり、相棒を失いつつも一味の女ひとりを逮捕します。
で、なんやかんやで爆発物処理班の班長フランク(スティーブン・セガール)と共に爆破テロ防止作戦に乗り出します。
射撃の腕は超一流。
フランク
スティーブン・セガール演じる爆発物処理のスペシャリスト。
クールで強い…けど、いつものセガール映画と比べると活躍の場は少ないかも。
クレア
爆弾テロリスト一味の女性。
気の強そうな美女ですが、いかにも闇を抱えてそうな雰囲気。
いろんな意味でオヤジを手玉に取るのが上手い。
ラストまで見逃せない存在です。
こんな美女になら騙されてもイイ…?
スワン
テロ集団のリーダーで伝説的な爆弾魔。
見た目はおじいちゃんなのに何故か若い女性にモテる。
逮捕されたクレアを取り戻すために色んな手を打ってきます。
クレアとは親子ほど、あるいはそれ以上に年齢が離れているように見えますが、どういう関係なのか気になりますな…
映画『沈黙のテロリスト』のあらすじと見どころ
迫力はあったけど、ちょっと分かりにくいオープニング
オープニングは身代金目的の犯罪グループに占拠された議員邸から始まります。(ストーリー本筋とは関係なし。)
で、議員邸地下に爆弾がセットされているらしく、セガール率いる爆発物処理班も現着。
セガール班が爆弾処理に当たる中、上では犯人グループと警察のあいだで銃撃戦が始まっちゃいます。
で、途中でセガールは本命の爆弾がほかにあることに気付き、「これは…罠だ…」と退避指示を出しますが、時すでに遅し。
爆発しちゃいます。
なかなか迫力のあるオープニングではありましたが、ちょっと展開が分かりづらかったです。
爆弾魔一味の女クレアは、けっこうイイオンナ?
逮捕されて警察の尋問を受けるクレアですが、何にも喋りません。
しかし、麻薬捜査官のレイに徐々に心を開いていき、少しずつスワンのことを話し始めます。
なにやら暗い過去を持っていそうです。
やさぐれた印象の美女ですが、実はけっこうイイ人なのかも…?
スワン一味と警察の前哨戦
スワンはクレアに会うため、弁護士と身分を偽って白昼堂々と警察署へやってきます。
警察はスワンの正体には気づきません。
やるな、スワン!
が、スワンの別の仲間が警察署から逃げようとしていることには気付く男がいます。
この場面での捜査官レイの活躍ぶりがカッコ良かったです。
クライマックスはイマイチ
捜査官レイと爆発物処理のスペシャリストであるフランク(セガール)が爆発装置の仕掛けられたビルに乗り込んでいきます。
そこには大勢のテロ集団が待ち受けているのですが、コイツらがなんか残念…
セガールに向けて銃を撃ちまくるのですが、なぜかぜんぜん当たりません。
一方のセガールは簡単に敵を倒していきます。
さすがにリアリティが無さ過ぎました。
あと、仕掛けられた起爆装置を解除するシーンも引っ張ったわりにはイマイチ釈然としない終わり方でした。
映画『沈黙のテロリスト』を見た感想まとめ
いろいろ詰め込まれているけど、ひとつひとつの事件とか人物の背景が浅いように感じました。
あと「テロリスト」っていうよりは「爆弾魔」っていう呼び方のほうが合っているように思います。
「テロリスト」というのは過激な思想を持っていたり、無茶な要求をする集団っていうイメージを私は持っていましたが、映画の中ではそういった面があまり感じられませんでした。
いつものようにボケーっと見ているだけの私は「結局、何が目的だったっけ?」となりました。
それでも全体的に評価するなら、それなりに面白い映画だったと私は思います。
とはいえ、もう1度見たいと思えるほどでもなかったです。
もしも見たいと思った人がいたら、またテレビで放送されるのを待つか、暇なときに定額見放題のサービスなどで見ることをオススメします。
わざわざDVDを買ったり、個別にレンタル料金を払ってまで見る映画ではないかなと思います。


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