どーも!
絵心ゼロのバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。
今回は2020年7月8日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『ラン・スルー・ザ・ナイト』のレビューでございます。
絵画に秘められた謎を探る美女が主人公のロシア映画です。
少し難解でしたが、主演の女優さんは美人だし、基本的には面白かったです。
映画『ラン・スルー・ザ・ナイト』のザックリした概要
主人公は写真家のサーシャ。
その恋人は美術大学院生のアンドレイ。
ある晩、アンドレイの自宅を訪れたサーシャは、そこでアンドレイが殺害されているのを発見してしまいます。
警察から事情聴取を受けるサーシャ。
しかし、現場に訪れた捜査官の中にアンドレイを殺害した男がいることに気付き、その場から逃亡します。
そしてサーシャは、暗殺者の追跡をかわしながら、絵画に秘められた謎とアンドレイの死の真相を究明していくことになります。
映画『ラン・スルー・ザ・ナイト』の主な登場人物
いろいろな役どころの人物が登場するのですが、これを覚えるのがまず大変な映画です。
が、ひとりひとりの役どころを理解しないとストーリーも理解できないと思うので、この映画を観る際には油断なきように。
ちなみに私はこの映画を2回観ましたが、それでもまだ完全に把握できていないです。
サーシャ
映画の主人公。
元記者で、現在はフリーの写真家。
美女です。
演じているのはアンナ・チポフスカヤという女優さんです。
アンドレイ
サーシャの恋人。
美術大学院生ながら、売れっ子の画家。
ナンパ野郎だし、胸毛がモサモサしてるので、私は苦手なタイプ。
ミーシャ
アンドレイの親友。
暗殺者に追われながら謎を究明しようとするサーシャが協力を求める。
私は「サーシャに対して下心があるのでは?」と勘繰ってしまったが、果たして…
ズーエフ
アンドレイの友人のひとり。
根っからの女好きで、サーシャのことも狙っていた。
なお、サーシャには軽蔑されていた模様。
ヴォルコフ中佐
ロシア連邦保安局の捜査官。
敵なのか味方なのか、終盤まで判断が付かない人物でした。
マシュコフ少佐
ヴォルコフ中佐の部下。
アンドレイ殺害犯。
タマラ
サーシャの記者時代の同僚。
サーシャとは喧嘩別れをしてから音信不通だったが、逆に追手の目を誤魔化せるからという理由で匿ってくれるよう懇願する。
第一印象ではイケ好かないイヤな女に見えるが、実は良い人。
サーシャもそれを分かっているからこそ、タマラを頼ったのだ。
フィリポヴィッチ教授
アンドレイとその友人ズーエフは、フィリポヴィッチ教授のもとで絵画の修復の仕事をしていたらしい。
クリストフォロフ博士
フィリポヴィッチ教授とは旧知の仲で、絵画の鑑定を依頼されていたらしい。
コワリョフ
うーむ…
最後まで役どころがよく分かりませんでした。
映画『ラン・スルー・ザ・ナイト』の見どころと感想
難解なストーリーで頭がパンクしました
冒頭や登場人物紹介でも書きましたが、とにかく難解な映画だと思いました。
ストーリーを理解するために登場人物ひとりひとりの役どころを把握していかなければなりません。
- 誰が悪人で、誰が善人なのか
- 誰が正直者で、誰が嘘つきなのか
- 悪役は、どのような理由から悪事に手を染めているのか
- 本当の黒幕はいったい誰なのか
これらのことを推理しつつ、ひとつずつ明らかになっていく事実をしっかりと頭に入れておかないと、途中からストーリーについていけなくなります。
そういった点では、非常に見ごたえのあるミステリー映画だと思います。
思考力や記憶力といった知的能力を試される映画ですね。
ちなみにですが、わたしは2年くらい前にテレビで放送されたときに初めてこの映画を観ました。
そのときは

なにがなにやら、ちんぷんかんぷん
でした。
それでも、

よく分からなかったけど、面白かったな…
という印象があったので、今回のテレビ放送でも視聴したわけなのです。
で、2回目の視聴を経て、ようやく登場人物の役どころやストーリーが何となく理解できたかな…というレベルでございます。
初めての視聴ではストーリーが理解できなかったのに面白いという印象が残った理由
アクションシーンが面白かったから
決して派手な銃撃戦があるわけでも、マッチョな男が殴り合うわけでもありません。
ごく普通の一般女性であるサーシャが、ただ自分の身を守るためだけに闘う…というのがカッコいいし、美しくさえ感じてしまったのです。
サーシャが美女だから
視点は人それぞれ違えど、やはり主役は美形のほうがいいですよね。
しかも、男性が期待するようなエッチなシーンも用意されております。
ベッドシーンもあるし、バストトップもヒップもバッチリ映し出されます。

これほどの美女がヌードを披露し、艶シーンも演じているわけですから、男性諸君は観ないと損ですぞ。
この絵はアレじゃん!って気付けることもある
難解な映画であることを繰り返し強調してきましたが、

あっ!この絵、アレじゃん!早く気づけよ~
って、カンの良い人なら登場人物よりも早く気付ける絵があるんですね。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、比較的わかりやすいヒントに気付けたときの気持ちよさも味わえます。
映画『ラン・スルー・ザ・ナイト』のレビューまとめ
しつこいようですが、1度観ただけでは全てを理解するのが難しい映画です。
知的レベルが高い人のために作られた映画って感じですね。
興味を持った方は、ご自身の記憶力、思考力、洞察力、推理力を試してみてはいかがでしょう。
とは言っても、わたしのようにいつも映画はボーッと観ているだけの人間でも面白く感じることはできるし、もう1度観たくなる内容だし、繰り返し観ることによってストーリーの理解度が深まる映画です。
そういった意味では、DVDを買っても損はないし、定額制の動画配信サービスに加入しているのなら何度も観るべき映画だと思います。
それと、最後にひとつだけ。
人それぞれ好みはあるかと思いますが、

ロシアの人って女性は美人だけど、男性は魅力に欠けるな…


コメント