どーも!
漫画は「少年ジャンプ」派のバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。
私は子供の頃から少年マンガも少女マンガも好きでよく読んでました。
特に少年ジャンプは父も兄も読んでいたから、物心ついたころから家には常に最新号がありました。
そんなわけで私は少年ジャンプが一番好きだし、子供のころから今でもずっと読み続けている唯一の漫画雑誌です。
もちろん『銀魂』もずっと読み続けているし、好きなマンガのひとつです。
ということで、今回は2018年8月16日に地上波で放送された実写化映画『銀魂』を見た感想を書かせていただきます。
マンガの原作ファンって何かと実写版を批判しがちですよね
話は少しだけ逸れますが、マンガやアニメのファンって、原作をもとに実写化されたドラマや映画には厳しい評価をする人が多いですよね。
私は「実写化に対して偏執的な批判をするタイプの人」が苦手です。
『銀魂』と同じく少年ジャンプで連載されていた『デスノート』や『るろうに剣心』の実写版映画は、すごく面白かったと思っています。
その他のジャンプ原作の実写映画は見ていないので分からん…
という感じで、まあ私はマンガ原作の実写化作品に対して、わりとフラットな状態で受け入れるタイプだと思います。
ですが…
実写版の映画『銀魂』は、はっきり言って面白いとは思えませんでした。
俳優陣は豪華だけど…
まさに今をときめく俳優さんが大勢出演していて、すごく豪華だと思いました。
主要キャストは美男美女ばかりです。
けれど、「何か違う…」「何か足りない…」という違和感が最初から最後まで消えませんでした。
冒頭から始まる人物紹介も説明くさいし、無理に笑いを取ろうとしている感じがスベっていて、ぶっちゃけ引きました。
実写映画版ではギャグもシリアスも詰め込み過ぎて中途半端
私が思う漫画『銀魂』の魅力
原作の『銀魂』は、ギリギリを責めたギャグで笑いを誘いつつもシリアスな場面へと突入していく展開だったり、シリアスな場面の中に独特のユーモアを交えたり、といったところが面白さのひとつだと思います。
緊張と緩和の絶妙なバランスとタイミングが成り立っているからこそ、ギャグも引き立つし、シリアスな場面では息を呑んで見入ってしまうのが『銀魂』という漫画だと思うのです。
実写版映画『銀魂』の受け入れがたい失敗点
実写版映画には原作の良さが活かされてなかったです。
ギャグ要素を取り入れた場面を無理やり捻じ込んで「ここで笑え」と言わんばかり。
不要なシーンばかりが目立ち、見どころとするべき肝心なシーンは雑すぎる。
実写版映画『銀魂』は、こんな印象でした。
アニメ版の紅桜編では、銀さんと桂が互いの背中を預けて敵の天人を相手に闘うシーンを見て胸をアツくした記憶があるのですが、そのシーンも実写版ではチープな演出に終わってガッカリです。
CGもB級映画そのものでした。
アニメ版の『銀魂』のほうが圧倒的に私は好きです。
銀さんの魅力が実写版映画では台無し
主人公である銀さんといえば、普段は何をするにもダルそうなグータラ男で、いいかげんなことばかり言っているちゃらんぽらんで、でも妙に共感できてしまう。
また、ときには核心をついた熱い言葉で人の心を動かし、刀を握ればメチャクチャ強くて、決めるときにはビシッと決める!
そんな二面性を併せ持ったギャップで人を惹きつける人物だと思います。
が、実写版映画では銀さんの表面的な性格しか表現されてなくて、銀さんの根底にある芯の強さというものがまるで感じられませんでした。
たまたま剣の腕が少し立つだけの軽薄な男にしか見えなかったです。
来島また子を演じた菜々緒さんはセクシーでカッコ良かった
ほとんどのシーンや登場人物にはガッカリしましたが、菜々緒さんが演じた来島また子はすごく良かったです。
綺麗だし、スタイルも良いし、セクシーな衣装が似合っていてカッコ良かったと思います。
菜々緒さんの美脚と胸元を拝みたいという殿方は要チェックです。
実写化映画第2弾『銀魂2』は見るか悩む…
ここまで酷評したきたことからもお分かりのように実写化映画『銀魂』はキサカ的にはまったく面白くなかったです。
時間を無駄にしたと思いました。
が、実写化映画第2弾である『銀魂2 掟は破るためにこそある』が地上波で放映されるとしたら、やっぱり見ちゃうかもしれません。
ただ、さすがに有料配信を見たり、お金を払ってまで映画館に見に行こうとは思ってないです。


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