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美女の白い肌にケダモノオヤジが群がって…映画『アウトロー』

映画レビュー
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どーも!

あざとく白のワンピースで清楚な女アピールしても、まるで効果を得られない非モテ系バーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

今回は、2018年8月14日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『アウトロー』のレビューとなります。

映画『アウトロー』の概要

南北戦争中のアメリカを舞台にした西部劇です。

北軍を後ろ盾にした無法者集団に妻子を殺された農夫のおじさんジョージーが、復讐のために南軍側のゲリラ集団に加わります。

が、戦争も終結に近づくと、「これ以上の戦いは無駄」と南軍側ゲリラのリーダーは北軍への投降を仲間たちに提案。

しかし、投降した南軍ゲリラの仲間たちは北軍に騙し討ちされてしまいます。

唯一北軍への投降を拒否し、遠くから見守っていたジョージー。

騙し討ちに遭った戦友たちを救うべく突撃し、卑怯な北軍を撃ちまくりつつ、仲間の若者ひとりを助け出すことに成功します。

その後、部族の長老やインディアンの娘、おばあちゃんと美女の二人組など、新たに仲間を加えていきながら荒野を転々としていき、辿り着いた牧場で追手の討伐隊を迎え撃ちます。

と、こんな感じだったと思いますが、ヒゲもじゃのおじさんが大勢登場して見分けにくいし、話の展開も私には掴みづらいところがありました。

登場人物、無駄に多すぎ…

ジョージー

元農家のオジサンで主人公。

弾を無駄に撃ちまくるし、唾を無駄に吐きまくる。

私は最後まで好きになれず、ぜんぜん感情移入できませんでした。

ジェイミー

南軍に騙し討ちされて殺されそうになったところをジョージーに救われた若者。

けど、活躍の場はほとんどないし、あまり登場させた意味がないような…

ローン

チェロキー族の長老。

長老というくらいだから部族の戦士たちを連れて加勢するのかと思いきや、1人でジョージーについてくるだけ。

ムーンライト

インディアンの娘。

バーの経営者の店で奴隷として働いていた。

バー店内で客の小汚いオッサン2人組に犯されそうになるが、ジョージーに助けられたことからジョージーに同行します。

輪姦されそうなのに抵抗してなかったので、もしかしたらレイプ願望があったのかもしれない…

未遂でしたが、ちょっとドキドキするシチュエーションでした。

ローラ

白人の美女。

ソンドラ・ロックという女優さんで、クリント・イーストウッドと特別な関係らしいですね。

映画にお色気を求めるレディース&ジェントルマンは要チェックの登場人物です。

時代を感じさせる顔立ちではありますが、肌が透き通るような白さで、そのルックスは天使のよう。

現在の日本人タレントだと、佐々木希さんが近いイメージではないでしょうか?

旅の途中、自身の旅団が強盗団に襲われてしまいます。

馬車の荷台に隠れていましたが、勘の良い強盗の1人が見つけ出し…

ドキドキ…

馬車の荷台から引きずり降ろされ、女に飢えたムサい強盗団のおっさん達に取り囲まれて…

ドキドキ…ドキドキ…

服をビリビリされてオッパイは一瞬ですがモロ出し、スカートもめくり上げられて白いお尻がプリン…

と、大人数の小汚いおっさん達に輪姦されそうなピンチをジョージーに救われます。

濡れちゃったかも…

他にジョージーとのベッドシーンもありましたが、そこはイマイチでした。

フィッシャー

もと南軍側ゲリラのリーダー。

北軍への投降を仲間に提案した南軍ゲリラ部隊のリーダーだけは恩赦を与えられたのか殺されずに済み、のちにジョージー討伐隊に加わります。

仲間を騙し討ちされて殺される場面では敵側幹部に「話が違うぞ!」といった態度を取っていたのですが、ところどころで「自ら仲間を売った裏切者」と思わせるような描かれ方をしたり、かつての仲間であるジョージー討伐隊に加ってジョージーを追い詰めたりしていて、人物像と立ち位置が分かりづらかったです。

似たようなヒゲ面のおじさんが多くて、混乱しました。

テリル大尉

冒頭でジョージーの家族を殺し、ジョージーにも重傷を負わせる。

やはり他のおじさん達と見分けがつかず…

テン・ベアー

コマンチ族の酋長。

ジョージー一行は「コマンチ族に襲撃されるかも!」とビビりますが、ジョージーが義兄弟の盃を交わしてアッサリ解決します。

でも、ジョージーに味方して共闘するわけでもなく、わざわざ登場させた意図が読めませんでした。

映画『アウトロー』を見た感想まとめ

ここまで読んでもらえばお分かりかと思いますが、「コイツ要る?」といった登場人物がいっぱい出てきました。

むしろ、無駄に登場人物が多いせいで、ひとりひとりに対しての感情移入ができないし、ストーリーの要点も掴みづらかったです。

『アウトロー』というタイトルの復讐劇なのに、ぞろぞろとドラクエみたいに仲間を集めてパーティーを組んでいくのも如何なものかと…

若い女性ふたりも銃を持って戦ったりしますが、基本的にはセクシー要員ですね。

ということで、昔の映画のエッチなシーンが見たいという人にはオススメできますが、映画にストーリー性やリアリティを求める人にはオススメできません。

昔の映画って(Hなシーンを除いて)あんまり面白くないなぁ…って、思いました。

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