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身分違いの恋の行く末は…?映画『ポンペイ』のレビュー

映画レビュー
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どーも!

古代遺跡に興味津々なバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

今回は2019年11月29日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『ポンペイ』のレビューでございます。

タイトルからもお分かりいただけるかと思いますが、火山の大噴火によって一夜にして消えた古代都市ポンペイを題材にした映画です。

壊滅前~大噴火発生時のポンペイを舞台として、剣闘士として闘う奴隷の青年と有力者の娘という身分違いの恋がストーリーの主軸となっています。

映画『ポンペイ』の主な登場人物

マイロ

子供のころ、ローマ人に村を襲撃されて家族や仲間たちを殺されたクルト人。

その後、奴隷となり、剣闘士としての日々を送ることとなる。

騎馬民族クルト人の生き残りとあって、馬の扱いに長けている。

カッシア

ポンペイの有力者の娘。

ローマに滞在していたが、権力を笠に着た横柄な男たちに嫌気が差してポンペイに帰ってくる。

可愛らしい顔立ちですが、チラリと見え隠れする胸元と太ももがセクシーです。

アティカス

あと一勝すれば自由になれると約束された最強の剣闘士。

マイロと似た境遇なのか、どこかマイロと通じ合うものがあるらしい。

その立ち居振る舞いは、奴隷という身分ながら、まさに豪傑!

コルヴス

ポンペイを訪れているローマの元老院議員。

その真の目的は美しき娘カッシアを娶ることのようだが、当のカッシアの嫌いなタイプの男である。

しかも、主人公マイロの村を襲撃した張本人でもある。

映画『ポンペイ』の見どころと感想

ポンペイの歴史に映像で触れることができる

ポンペイを襲った悲劇をはじめ、一世紀当時のローマの文化、闘技場で繰り広げられる剣闘士の闘いなど、

なんとなくしか知らない歴史について映像で見ることによって、リアルにイメージできるのがこの映画のおすすめポイントのひとつであります。

もちろん創作によるところが多いでしょうし、登場人物も架空の者だと思いますが、もしかしたら歴史に埋もれた事実の中にこの映画のような物語が本当にあったのかもしれない…と思いを馳せてみるのもロマンがあっていいものですな。

奴隷剣闘士と有力者の娘の身分違いの恋の行方は…?

剣闘士マイロと有力者の娘カッシアは、偶然の出会いから恋に落ちます。

しかし、カッシアを我が妻にしようと目論む元老院議員コルヴスは、マイロを目の敵にして亡き者にしようと企てます。

いかに剣の腕が立つとはいえ、奴隷に過ぎないマイロが自由を手にし、カッシアとの身分違いの恋を実らせることができるのか…

闘技場でのスリリングなバトル

ネタバレを避けるために詳しくは書きませんが、自由を勝ち取るため、そして復讐を果たすためにマイロとアティカスは闘います。

ふたりの剣闘士は、憎き仇であり卑怯者のコルヴスを打ち倒し、自由を手にすることができるのか…

このふたりの剣闘士の熱き戦いに刮目せよ!

最終的に火山の脅威から逃れることができるのか…?

わたしがこの映画を観る前にポンペイについて知っていたことは、「火山の噴火によって一瞬で街が壊滅し、多くの人が亡くなり、その当時の姿のまま埋もれていた」ということくらいでした。

で、この映画を観てからポンペイの歴史について簡単に調べて知ったのですが、火砕流が街に押し寄せる前にローマに避難して難を逃れた人も大勢いたらしいですね。

なんらかの理由があってポンペイに残ったままだった人々が犠牲になったのですね。

さて、話を映画のストーリーについて戻します。

といってもネタバレを避けるために詳しくは書きませんが、「もしかしたら、マイロとカッシアの二人は火砕流の押し寄せる街から脱出して助かるのかも!?」と期待させるような展開となっています。

この映画が例に漏れずにハッピーエンドのパターンなら、そうなるはずです。

でも、歴史上の事実としては、ポンペイに残って生き延びた人はいないと考えられているらしいし、やはり最期は…?

それとも二人は、コルヴスからの支配を断ち切り、火砕流の脅威から逃れ、身分を乗り越えて愛を成就させることができるのでしょうか…?

その結末は映画を観て、ご自身の目でお確かめください。

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