どーも!
(セ)性格が(ク)暗く、(ハ)端っこで(ラ)ランチが日常の女子…略してセクハラ女子なバーチャルブロガーのキサカ・ヒメノです。
昨今、なにかと取り沙汰されるセクハラ問題。
セクハラで訴えられることを気にして神経質になっている男性がいるかと思えば、その一方で「そんなの知ったことか!」と言わんばかりに性犯罪レベルのセクハラをするおっさんも世の中にはいますね。

セクハラオヤジにはキサカも激おこぷんぷんなのです。
が、なんでもかんでもセクハラ認定して槍玉に挙げたり、そうなることを怖れるあまりに学校や職場で楽しいお喋りすらできなくなっている現状に対しても

これまた如何に?
と思う次第であります。
そこで今回は

世の中のセクハラ問題に一石を投じてみせよう!
といった大それた発言ができるほどの発信力はないにしても、せめて、このブログを読んでくれているオジサマがセクハラ問題に巻き込まれないためのお役に立てたらいいなという気持ちで書いていきます。
特に若手の女子社員や女子大生アルバイトを狙っている中年男性には、ぜひとも読んでほしいです。
今回の記事は、ちょっと使命感に燃えてます。
長い文章を読みたくないオジサマでも、気になる項目があったらソコだけでも読んでいただきたいです。
セクハラ認定される言動(常識のある人なら読む必要なし)
以下の内容はメディアでも度々話題になるし、おそらくセクハラマニュアルや研修などで見聞きされることも多いと思います。
「今さら、こんなの常識だろ?」と思った方は、この項目は適当に流し読みでOKです。
(私が本当に言いたいことは、この次の「最近のセクハラ基準やセクハラ対策って、おかしくない?」以降に書いてます。)
では、セクハラ加害者として訴えられてしまう言動を具体的に見ていきましょう。
(主観で書きますが、世間一般の女性平均値とほぼ一致してると思います。)
危険度:最大(一発でセクハラ認定される確率:99%↑)
- 女性の胸、お尻や腰、太腿や髪を触る。
- 前触れも理由もなく手を握る。
- 無理やりキスをする。
- 性的関係を迫る。(断る余地を与えない。)
これらに関しては、もう今さら言うまでもないですね。
仮に女性本人からは訴えられなかったとしても、それは女性が我慢しているだけです。
第三者が目撃したらセクハラであることは疑う余地がありません。

セクハラというか犯罪ですね。
前触れなく、いきなりマッサージと称して肩に触るのもアウト。
「大丈夫です。」「けっこうです。」など女性側から遠慮の言葉があったにも関わらず、「遠慮するな。」と言って続けた場合はセクハラ事案としてもはや完全に言い逃れはできません。
純粋なねぎらいの気持ちからだとしても、するべきではありません。
危険度:ほぼ最大(セクハラ認定される確率:95%)
- 性的な内容の会話をする。
内容によってセクハラ認定される危険度は変わりますが、性体験が含まれる内容は特に避けるべきでしょう。
自身の体験を話すことも、相手の体験を聞き出そうとすることもアウトです。
体験だけでなく、嗜好の話も同様に避けるべき。
大きい小さいに関わらず、胸のサイズを指摘するような発言も当然ダメです。
- マッサージを要求する。
女性従業員はマッサージ師として雇われているわけではありません。
しかも、この要求に対する適当な断りの言葉って見つけづらいのですよ。
危険度:大(セクハラ認定される確率:90%)
- (女性の奮起を促す目的で)背中や肩に触れる。
性的な意図がないとしても、わざわざ触れる必要はありません。
よって、女性が嫌悪感を抱いた場合はセクハラ確定です。
- 恋愛経験や恋人の有無を聞き出そうとする。
性的な話題ほどではないにしても、恋愛関係の話題はセクハラ認定される危険は高いです。
同性や同世代間で話題にするならまだしも、基本的に異性の上司と話したい内容ではありません。
- 就業後、ふたりきりのお酒や食事に誘う。
仕事の話をするつもりだとしても、職場で業務時間内にしてください。
「昔は飲みニケーションと言ってだな…」という発想を持っているなら、今すぐアップデートが必要です。
また仕事は関係なく、純粋な好意からの誘いだとしても誘い方には充分な注意が必要なことを肝に銘じておきましょう。
既婚者が誘う場合は純粋な好意とは言えないので、完全にアウト。
危険度:中(セクハラ認定される確率:80%)
- 容姿について話す。
たとえ褒め言葉であっても、嫌悪感を抱かれる場合があるので要注意です。
(「太ってる」とか「痩せすぎ」とか「胸が小さい」とか、貶すような言葉は当然イケません。)
「髪切った?」など、単純に事実を確認しただけのような言葉も同様に注意が必要ですな。
「その服かわいいね。」とか「ヒメノちゃんって俺の好みのタイプだよ。」みたいな言葉は、下心があると受け取られかねないのでセクハラ認定される危険度が上がります。
- 好きな異性のタイプを尋ねる
恋愛経験や恋人の有無を聞くほど突っ込んだ内容ではありませんが、やはり好んで異性の上司と話したい内容ではないので、注意が必要です。
さて、ここまで具体的な例をセクハラ認定率付きで列挙しましたが、セクハラだと捉えられてしまう確率が1%でもある行為は基本的には避けるべきですね。
では何故、わざわざ具体例と確率を出したのか。

その答えは、ぜひ以下の項目を読んで見つけていただきたいのだぁ!
よく見聞きするセクハラ基準やセクハラ対策って、おかしくない?
ここから先が、私が世のセクハラ問題に対して疑問を問いかけたいことであります。
自覚の足りないセクハラオヤジが未だに存在しているのが実情の昨今ではありますが、その一方でセクハラに対して神経過敏になりすぎている男性も多いのではないかと冒頭でも書きました。
また、なんでもかんでもセクハラ問題にしてやろうと躍起になっている人が男女問わずにいるということですな。
にもかかわらず、企業やお役所や学校なども組織内でセクハラ問題が起きないようにと ― 決まりきった内容の指針やマニュアルで画一的なセクハラ対策をするのみです。
以前、某自治体のセクハラ防止マニュアルに「相手の意に反して性的関係を迫ること」がセクハラに該当するといった文言とイラストが掲載されていたのをテレビで見たとき、

はぁ?
と思いました。
また、同じセクハラ防止マニュアルには「髪型、変えた?」と尋ねることも同じくセクハラに該当すると記載されていました。
これも私は

はぁ!?
と思いました。
「はぁ?」と思った理由は、前者と後者で違うし、いちいち理由は言わずとも同意してくれる方が少なからずいらっしゃると思います。
前者に対しては「わざわざそんなことまで教えてもらわなければセクハラをするバカには分からないのか!?」という呆れであり、後者に対しては「そんなの別にセクハラじゃねーじゃん!」という疑問ですね。
前者に関しては、まさに「呆れてものも言えない」状態ですし、私のブログをわざわざ読んでくれている素敵なオジサマ方にはそんな人はいないと思いますので、これ以上は言及しません。
私がモノ申したいのは後者の「髪型、変えた?」という言葉だけをピックアップして、セクハラに該当するとした指針です。
先ほども申し上げたとおり、私自身はこの言葉そのものをセクハラだと思いません。
しかし、キモイオヤジに言われたら「気持ち悪い!セクハラだー!」と騒ぎ、若いイケメンに言われたら「きゃ!うれしい~」と有頂天になる女性も世の中にはいるのでしょう。
でも、それって…

中年男性やブサメンに対するセクハラにはならないかな…?
と思うのです。(「ブサメン」という言い方もよくないかもしれませんが、この場ではご容赦ください。)
もちろん、不快感や嫌悪感を抱かれた時点でセクハラの要件を満たしてしまいますし、ブサメンイケメン問わずに言われたくないという女性もいるでしょうから、注意は必要です。
でも、私のように全然セクハラだと思わない、むしろ、この程度のことは日常会話のひとつにすぎないという女性も少なくないはず。

気付いてくれたんですね~
と、私なんて、その日はルンルン気分になっちゃう単純な女です。
「彼氏いるの?」なんていう質問も私は全然へーきです。
ちなみにいないですけどね。(2019年4月時点)
では、もう少し突っ込んで、「今度、ふたりで食事でも…」というお誘いはどうか…
コレに関しては、以下に続きます。
セクハラを気にしてたらデートにも誘えないし、誘ってもらえない…
職場というのは仕事をする場所であって、男女の出会いを見つける場所ではないというのは当然ですね。
社内恋愛禁止という企業もあると思います。
そうはいっても、好きになっちゃったらしょうがないじゃないですか。
せっかく気になる人がいるのに、デートに誘うことすらできない、誘ってもらえない…というのはツラすぎます。
私は、純粋な気持ちからの誠実な誘いまでもセクハラ扱いすることには賛同できません。
(既婚者の不倫目的や身体だけが目当てなど不純な動機の場合は別!)
しかし、これも、あくまで私個人の一意見。
誘う側、あるいは誘われる側の人によっては、セクハラとして訴えられてしまう危険があります。
では、どうするか…
「何をやったらセクハラか」よりも「誰にやったらセクハラか」を考えてほしい
互いの距離感と関係性を正しく認識できる大人になりましょう
私がもっとも訴えたいことはココからです。
セクハラとして受け取られるかどうかは、当事者に対して不快感や嫌悪感を抱かれるかどうかです。
セクハラに該当するかどうかを決めるのは、加害者ではなく被害者です。
そして、不快感や嫌悪感を抱かれるかどうかの判断材料とすべきは、互いの距離感だと私は考えます。
相手側が「あくまで上司と部下」という仕事上の関係にすぎないと認識していたら、些細なことでもセクハラだと受け取られかねません。
まして、仕事上の信頼関係も築けていないのに下心が見え隠れするような言動を取っては、セクハラに該当することは明白です。
しかし、お互いに冗談を言い合って笑いあえるような関係性を築けているなら、多少の下ネタも笑いあえるでしょうし、デートの誘いも(可否は別として)イヤな気分にはならないでしょう。
セクハラ加害者として訴えられるリスクを少しでも抑えたいなら、日頃から部下にひとりの大人として慕われるような振る舞いを心がけましょう。
メンタリズムの技術で異性との距離感を測る手法
飲み物の入ったアナタのグラスを相手のグラスに近づけるだけで、相手がアナタとの距離感をどう感じているか分かります。
もし、相手が自分のグラスを離れた場所に移動させたら、相手はアナタとの間には距離を置きたいと感じています。
逆に近くに置かれたグラスを見ても相手が気にしない様子でしたら、互いの距離感は近い、あるいはお近づきになりたいと感じているかもしれませんね。
相手のほうからアナタのグラスの近くに自分のグラスを置いてきた場合も脈アリかもです。(もしかしたら相手はメンタリズムのテクニックを知っていて、アナタとの距離感を測ってるかも!)
別にお酒の席である必要はなく、缶コーヒーでの休憩中でも使えるテクニックだと思います。
ちなみにこのテクニックは、メンタリストとして活躍しているDaiGoさんの著作「人の心を自由に操る技術」の中で紹介されていました。
恋愛以外にも仕事で役立つようなテクニックも分かりやすく解説されていて、メンタリズム入門書としてお薦めです。
一夜にして肉体関係を結べると思うなよ
仕事終わり、ふたりっきりでの食事に誘うことに成功したとしましょう。
お酒も飲んで、酔いも回っていい雰囲気になったとしましょう。
でも、ホテルに誘う前には、いちど冷静になりましょう。
お酒の勢いにまかせて深い関係を結ぼうとするのは危険です。
後日、相手の女性から「そんなつもりじゃなかった…」「意識が朦朧とするまでお酒をたくさん飲まされて、気づいたらホテルに連れ込まれていた…」なんて訴えられてしまう危険があります。

キスをOKするのは3回目のデートだよ
なんて、女性はよく言いますよね。
「そんな子供じみた恋愛観を持ち出されても困るんだよ!」
と思ってしまったアナタはセクハラで訴えられる危険性が高いですな。
「子供じゃないんだから…」
というセリフで迫ったらアウトなのは分かりますよね?
恋愛観や貞操観念も人それぞれ違います。
相手の気持ちを汲み取れる大人になりましょう。
セクハラで訴えられる可能性が高いのは、加害者意識が欠如したナルシスト
セクハラ加害者の共通点
昨今のセクハラに関する報道や#MeTooを見てると、どうもセクハラ加害者には以下のような共通点があるように感じます。
- 自分の欲望だけが行動原理。相手の心情なんて想像すらしない。
- 自分は性的に魅力があって、相手が拒絶するわけないと思い込んでいる。
- そもそも相手側には自分の要求を拒絶する権利すらないと思い込んでいる。
セクハラ加害者にならないためには相手の権利を尊重することが大事!
セクハラというのは大抵の場合、立場が上の人間が下の人間に対して行った言動が問題になっていると思います。
(立場が逆だったり、対等の場合でも起こりうるとも思います。)
セクハラに当たる言動を拒絶できなかったり、何らかの行為を強要されることが問題なんですね。

拒絶に対しても聞く耳を持たないようなジジイは言語道断!
ですから、セクハラ加害者にならないためには、
- 「もしイヤだったら断っても全く問題ない。むしろ遠慮せずに断ってほしい。」
- 「仕事上の評価や立場には絶対に影響させない。」
ということをあらかじめ強調して相手に伝えておくことが大切です。
もちろんアナタ自身がその言葉に嘘偽りがない行動を取るべきことは言うまでもありません。

大事なことなので、もう一度言いますよ~
- 部下とかアルバイトの女性を誘うときは、必ず相手が遠慮なく断れるような誘い方をするべし!
- 断っても(逆に受け入れられても)、今度の仕事に影響することは絶対ないことを伝えるべし!
- 結果的に断られても(逆に受け入れられても)、職場では私情を挟まずに以前と同じように接するべし!
また、相手にそのように思ってもらえるようにするためには、やはり日頃から信頼関係を築いておく必要があります。
女性は「ノー」とは言えないものだと心得よ!
相手の男性が上司や先輩となると、イヤだと思っていてもそれをはっきり伝えることは、とても勇気がいることです。
「はっきり『いやだ』と言われなかったからOKだと思った。」という男性側の理論は通じません。
女性の「ノー」を汲み取ることを常日頃から意識して、気付かぬうちにセクハラ加害者にならないように注意すべきです。
「女性の心理を読み取る自信がない」という男性は、【相手の女性が、上司の娘さんや取引先社長のご令嬢だったとしても同じことができるかどうか】と考えてみましょう。
紳士なオジサマへの謝意とまとめ
あくまで私個人の考えを述べましたが、セクハラに対する捉え方は千差万別。
大多数の女性が気にも止めないような些細なことでも、人によっては大変な苦痛に感じたりすることもあります。
私のブログを見て、「お前みたいな女がいるからセクハラがなくならないんだ!」と批判する人もいると思います。
そういったことにもなるべく配慮しながら書こうと思った結果、読みづらいところも多いうえに長文になってしまいました。
それでも、この記事に興味を持ち、最後まで読んでくれた男性はきっとセクハラに対する意識がもともと高い人です。
そんなアナタがセクハラで訴えられるリスクは低いと思いますし、きっと周囲の女性たちからも良識あるオトナの男性として映っているはずです。
私の考え方のみを判断材料とはしないで、相手女性の立場・性格・心情を思いやり、最後にはアナタ自身がひとりの大人として責任ある行動を心がけてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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