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女達の目的は何だ!?映画『トランスポーター イグニション』

映画レビュー
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どーも!

ときどき人生をリブートしたい衝動に駆られるバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

今回は2019年8月9日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『トランスポーター イグニション』のレビューでございます。

ジェイソン・ステイサムが主演を務めたシリーズ1~3が好きな人には、はっきり言っておすすめしたくない映画です。

トランスポーターシリーズのリブート作品ということなので、同シリーズの過去作を観たことがない人や、過去作は観たけど面白くなかった…という人に向けて作られた映画なのでしょうな。

で、感想を一言でまとめるなら、私は面白いとは思えませんでした。

でも、まだ同シリーズの過去作品を観たことがないという人は、先入観なしで観ればわりと楽しめる映画ではないかと思います。

映画『トランスポーター イグニション』のザックリした概要

1.依頼人の名前は聞かない
2.契約厳守
3.依頼品を開けない

という絶対的ルールで、裏社会にその名を知られる凄腕の運び屋・フランクが事件に巻き込まれてしまうアクション映画です。

依頼人であり依頼品でもあるケバい女が、フランクを利用してなにやら企んでいるようですが、果たしてその計画と目的は…

映画『トランスポーター イグニション』の主な登場人物

フランク・マーティン

元特殊部隊所属で、いまは裏社会にその名を知られる凄腕の運び屋。

超絶ドライビングテクニックと類まれなる戦闘能力を併せ持つ。

クールなくせに割り切れない性格で、人物設定が中途半端な印象でした。

フランク・シニア

マーティンの父親。

若い女ふたりを相手に3Pを楽しめるほど元気。

人質に取られがち。

見た目はカッコイイし、たまにいいことを言うけど、あまり共感できないなぁ…

アンナとその仲間たち

フランクに自分たちを運ぶように依頼(強制)する女性です。

ケバい見た目の娼婦たちなのですが、みんな容姿や雰囲気が似たり寄ったりで見分けがつかなかったので、ひとまとめにしちゃいました。

この人たちを「エロい美女」と見るか、「品がない」と見るかで、この映画の楽しみ方も変わってくるかもしれません。

これに関しては人それぞれなのでなんとも言えません。

私がこの映画を面白くないと思った最大の理由は、この女たちのせいだと思う…

カラソフ

アンナたちに身体を売ることを強要していたマフィアのボス。

映画『トランスポーター イグニション』の見どころと感想

ド派手で奇想天外なカーアクションと格闘シーン

警察の追跡から逃れるために使った手段やそれを可能にするドライビングテクニックに驚愕したり、そんなところを爆走しちゃって大丈夫か!?っていうカーアクションが繰り広げられていきます。

ドリフトかっけー!

格闘シーンでも、その場にある物を何でも武器にして戦ったり、状況をうまく利用して大勢の敵を倒していく臨機応変な戦闘スタイルは「おおっ!」ってなります。

ほかにも車をゆっくり走らせつつ、自分は車から降りて敵と戦っていくシーンがあるのですが、そのシーンはすごくハラハラしつつも魅せてくれますね。

むしろ暴走しているのは警察の追跡車両

前述したように警察がフランクの運転する車を追跡するシーンがあるのですが、この時点ではフランクの車ってただの不審車ってだけで別に凶悪事件を起こしているわけではないんですよね。

それなのにパトカーや白バイが何台もよってたかってフランクを追跡します。

しかも一般人に被害が及んでしまうようなリスクを犯して暴走した挙句、何台もクラッシュさせちゃってます。

ただの不審車両を相手に普通はここまでしないだろ…と、ちょっとリアリティの欠けるシーンでした。

リアリティよりも派手な見せ場を作ることを重視した演出ですね。

用意周到すぎる女たちの復讐計画

この映画のストーリーの核は、マフィアのボスに売春を強要されてきた女たちの復讐で、そこに運び屋フランクが利用されてしまったというものです。

この女たちの復讐計画が、ものすごく綿密で、先の先のさらにその先を読んだような計画で

マジか!?天才かよっ!?

って驚愕します。

女たちの計画どおりに物事が進みすぎて、

さすがに都合よすぎじゃねっ?

って思ってしまうかもしれませんな。

天才軍師・諸葛亮孔明でも、ここまでの先見の明は持ち合わせていないような気がします。

でも、彼女たちは仲間の誰か、あるいは自分自身が犠牲になることも覚悟していたようなので、半分は運任せの計画で、それがこの結果だったのかもしれません。

トランスポーター過去作との比較

トランスポーターシリーズ1~3作目はジェイソン・ステイサムが主演を務めましたが、今回ご紹介する『トランスポーター イグニション』にジェイソン・ステイサムは出てきません。

なので、「同シリーズ1~3のジェイソン・ステイサムの雰囲気が好きだった」という人には、あまりおすすめできない映画です。

主人公の人物設定や世界観については同シリーズの過去作品を踏襲している部分も多いけど、1~3までの作品とはまったく別の映画だと思ったほうがいいかもしれないです。

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主人公について

演じている俳優さんは交代していますが、凄腕の運び屋フランク・マーティンが主人公であるという点に変更はありません。

本作で主人公を演じた俳優さんが悪いということでは決してないのですが、やはり、これまで主演を務めてきたジェイソン・ステイサムのほうが存在感があったように思います。

リュック・ベッソンが製作に関わっていることは共通

わたしは監督とか製作総指揮が誰かなんて、いちいち気にして映画を観たことがないので、この点については特に何とも思いませんでした。

リュック・ベッソンが製作に関わっていたこともwikiを見て知っただけです。

というか、リュック・ベッソンがどんな人なのか、他にどんな映画を創っているのかすら知りません。

もちろん名前は聞いたことがありますし、映画界の偉大な人物であるということくらいは知っております。

「シリーズ過去作と同様にリュック・ベッソンが製作に関わっているのかどうか」も映画マニアの人やリュック・ベッソンの映画のファンという人にとっては重要なポイントかもしれませんので、いちおう言及しておきました。

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