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『遅読家のための読書術』のレビュー【がんばらない読書法】

本のレビュー
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  • たくさん本を読まなければいけないなぁ…と悩んでいませんか?
  • 本をサクッと読めるようになりたいですか?
  • もっとワクワクしながら本を読みたいと思いませんか?

わたしは↑の3つ全部、当てはまります。
だって、そうじゃなきゃ、わざわざ「本を早く読むための本」なんて読みませんし、ブログで紹介したりもしません。

ということで、この記事では『遅読家のための読書術』という本の内容を紹介いたします。

ちなみにですが、小説などの「ストーリーコンテンツ」を速読したいという人には、今回の内容は役に立ちません。
ビジネス書や自己啓発本といったジャンルの本から「効率的に知恵や教養を身につけたい」という人にだけオススメの読書法です。

たくさんの本を読もうと気合を入れる前に、まずは「本から効率的に知恵や教養を身につける」方法を身につけましょう

本が速く読めるようになるだけでなく、楽しく本を読めるようになり、本から得た知恵や教養を実践して役立てることができるようになります。

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『遅読家のための読書術』を要約

本の内容、どうせ忘れるでしょ?

本と向き合うとき、

  1. すべてを理解して、
  2. すべてを自身のスキルに変えて、
  3. すべてを人生に生かすべし!

なんて、ガチガチに考えながら本を読んでいませんか?
この考え方こそが、読書スピードの落ちる原因であり、ひいては読書から遠ざかってしまう原因となってしまうのです。

一流企業の経営者やエリートビジネスマンが、「1冊の本から得られることは、せいぜい1つか2つ。」なんて言っているのを見聞きしたことはありますよね。

  • これは良さそうだ
  • これなら簡単だ

と思えることだけ、覚えて、実践してみる。

これが、効率的な読書のコツなのです。

読み飛ばしていい箇所を見極めるべし

本を速く読むためには、じっくり読むべき箇所と、読み飛ばしてもいい箇所を見定めることが重要です。

で、そこをどう判断するのか?

それには、「はじめに」や「序章」といった箇所を読み、さらには目次を読み込むこと。
そうすることで、その本の主張を理解し、自分にとって必要な項目をあぶりだすことができるのです。

これについては、中田敦彦さんのYouTube動画『たくさんの本を速く読めるテクニック』でも、同じ主張がされています。(手短に観たい方は10:45~16:15あたりをどうぞ。)

メモを取りながら読んだ方が、実は読書スピードが速くなる

本の内容なんて、どうせ忘れてしまいます。
忘れてしまうどころか、読み終わった時点で、すでに何も覚えていない…なんて経験はありませんか?

そうならないためにも、タメになる!実践したい!って、思ったことは書き写していくことがオススメです。

でも、いちいち書き写す作業なんてしていたら、それこそ、読書スピードは遅くなるんじゃない?

って、思いますよね。

それ、逆なんです。

たしかに、本を読みながら書く作業も同時進行するのって、面倒くさいですよね?

  1. 面倒くさいから、「どこを書き残しておくべきか」を厳選しながら読むことになる
  2. すると、「その本から何を得るのか」という目的意識をもって読むことができる
  3. 結果として、どうでもいいことは流し読みするコツを覚えることができるので、読書スピードを上げるテクニックが身に付く

メモを取りながらの読書には、3つのメリットがあったのです。

【知識の貯金ができる!】読書における具体的なメモの取り方

『遅読家のための読書術』では、

  1. A4用紙を使って、気になった箇所をどんどん書き写す
  2. その中から極上の一文のみをA5のノートに書き残す
  3. その下に30~40文字程度のレビューを書く

という方法がおすすめされています。

ノートを用意するのが面倒くさいって人は、twitterや通販サイトにレビューを書くのもいいかもしれませんね。

ただ、手書きのノートのほうが、あとで見返すことで本の内容を思い出すことができるし、記録がたまっていけば達成感も得られるというメリットもあります。

通帳の預金額が増えていくような感覚と似ているかもしれません。

まさに知識の貯蓄ですね。

 

年間312冊に挑戦するのはアリ?ナシ?

『遅読家のための読書術』では、1週間に6冊の本を読むことを薦めています。
1年間はだいたい52週間ですから、【6冊×52週=1年で312冊】です。

そんなに読めたらスゴイですよね。

でも、私には無理。

そんな時間も、お金も、本の置き場所もありません。
ほとんどの人は同じように思うでしょ?

だが、それでも良し。

だって、本の内容をすべて真に受けて、実践する必要なんてないんだから。
自分の価値観や状況に合っていることだけ取り入れて、実践していけばいいのです。

もちろん、諸々のゆとりがある人なら、年間312冊にチャレンジしてみるのもアリでしょう。
『遅読家のための読書術』には、年間312冊の本を読むための読書の時間の作り方や、本の入手法と管理法についてのヒントも書かれています。

1年間で300人を超える有識者の知識や経験を吸収できたら、スゴイですよね。
「本棚は自分を映し出す鏡」なんて考えながら本棚を充実させることって、ワクワクすると思いません?

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