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ストーリーよりアクションで魅せる映画『メカニック:ワールドミッション』

映画レビュー
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どーも!

日本国内から一歩も出たことがないバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

今回は2019年7月11日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『メカニック:ワールドミッション』のレビューでございます。

前作『メカニック』の続編ということらしいですが、ストーリー的な繋がりはないです。

続編という名の別映画だと言っても過言ではないかもしれません。

なので、この映画のために前作を見る必要はないです。(もちろん観たい人は観たほうがいいです。)

前作『メカニック』のレビュー

映画『メカニック:ワールドミッション』のザックリした概要

かつて「メカニック」と呼ばれたが、今は引退してひっそりと暮らしていた元殺し屋が、ひとりの女性を救うために再び殺し屋に復帰するお話です。

ターゲットが世界各地に点在することから「ワールドミッション」ってことだと思いますが、舞台を世界に拡げた壮大感はありませんでした。

映画『メカニック:ワールドミッション』の主な登場人物

ビショップ(元メカニック)

今は平穏に暮らしている凄腕の元殺し屋。

相変わらず顔が怖くて冷酷な人物に見えて、実はまあまあいい人。

演じているのはジェイソン・ステイサムです。

ジーナ

ビショップのもとへ暗殺の依頼にやってくる女性。

彼女は伝言役で、依頼主は別の人。

おケツがプリンとしておる!

クレイン

ビショップに暗殺を依頼してきた張本人。

かつて、ビショップとともに暗殺者として育てられた。

ビショップのことが嫌い。

クリル

ビショップが受けた暗殺依頼のターゲット1人目。

アフリカの武器商人で、大量殺人犯の将軍で、現在はマレーシアの刑務所にいる。

エイドリアン

ビショップが受けた暗殺依頼のターゲット2人目。

裏では悪いことをしているイケ好かない大富豪。

マックス

ビショップの三人目のターゲット。

演じているのは、トミー・リー・ジョーンズです。

役柄も「ザ・大物」といった風格でした。

いい味出してますな。

映画『メカニック:ワールドミッション』の見どころと感想

アクションシーンがカッコイイ

冒頭からバリバリのアクションシーンです。

それも、ただ殴ったり蹴ったりの力まかせな格闘アクションではなく、とっさに状況を判断・利用しての格闘スタイルがいかにも歴戦の殺し屋の戦い方って感じです。

鍛え抜かれた肉体と臨機応変に対応できる頭脳あってこそなのだ!

用意周到な暗殺計画

ビショップは依頼主であるクレインから「事故死を装った暗殺」を命じられます。

ターゲットは刑務所に捕まっていたり、高層マンションに住んでいたり、厳重な警備の建物にいたりします。

そんな場所にどうやって侵入し、ターゲットを屠り、また脱出するのか…

大胆不敵かつ用意周到なその手段に刮目せよ!

トミー・リー・ジョーンズがいい味を出しておられる

缶コーヒーのボスのCMでおなじみのベテラン俳優さんで、他にも『メン・イン・ブラック』などの映画にも出演していますね。

この映画では3番目の暗殺ターゲットというポジションです。

最初に登場したときは、「暗殺されてしまうのか…なんだか大物俳優なのにもったいない使い方をするな…」と思いました。

でも、実は…

おっと、これ以上はネタバレにつながってしまいそうなので控えます。

アクションシーンや演出は光るけど、ストーリーはけっこう平凡

すごく雑な言い方をすると、ヒロインが悪いヤツの人質になって、なんだかんだあってから、そのヒロインを助けるために主人公が敵のアジトに乗り込んでいって悪の親玉をやっつけるという、ありがちな展開です。

見どころとなるのは暗殺シーンで、ストーリーの主軸であるはずのヒロイン救出という最終目的に関してはお決まりのパターンすぎてインパクトに欠けます。

ストーリーで楽しませるというよりも、ジェイソン・ステイサムのアクションで魅せる映画って感じでした。

ただ、そこにトミー・リー・ジョーンズが加わることで、映画のストーリーに多少の厚みが出たことは良かったと思います。

トミー・リー・ジョーンズの存在感がイイ…

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