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今度のセガールは考古学者。映画『沈黙の標的』のレビュー

映画レビュー
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どーも!

子供のころは考古学者になりたかったバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

今回は2019年10月1日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『沈黙の標的』のレビューでございます。

正直に申し上げますとテレ東の午後ロードで頻繁に放送されるセガールの沈黙シリーズには飽きてしまっていたのですが、久々にセガール映画を観てみました。

なぜ観てみようと思ったかというと、今回のセガールが考古学者を演じていたから!

子供のころ、地域の小路で発掘作業をしている大人たちを見て、

わたしもおとなになったら、こういうお仕事してみたい!

って思ってた時期があったのです。

まあ、実際に大人になってしまった今では、地元で発掘調査みたいなことも行われなくなってしまったし、大学も歴史学とは違う方面の学部に進んでしまいましたが…

なお、考古学と映画の根幹部分はほとんど関係なかったです。

で、肝心のこの映画の感想をまず一言で申し上げるなら、まあまあ面白かった。

(けど、あえてもう一度観たいとは思わなかったので、興味がある人は配信動画かレンタル版での視聴をおすすめします。DVDの購入は個人的には非推奨です。)

映画『沈黙の標的』のザックリした概要

中国国境で発掘作業を行っていた考古学者バーンズは、発掘された品が麻薬を輸送するための目くらましに利用されていたことに気付きます。

身の危険を感じたバーンズは中国人助手のイーちゃんを車に乗せ、その場から逃げようとするのですが、麻薬組織に追われてイーちゃんは殺されてしまいます。

さらに辛くも国境まで逃げ延びたバーンズは、麻薬所持の疑いで逮捕されてしまいます。

その後、なんやかんやで釈放されるバーンズですが、口封じのために麻薬組織に命を狙われます。

果たして、考古学者のオヤジが麻薬組織を相手にして、どう闘っていこうというのか…!?

映画『沈黙の標的』の主な登場人物とその印象

バーンズ

スティーブン・セガールが演じる考古学者。

実は、伝説の大泥棒という過去を持つ。

しかも、武術の達人。(師匠は殺された助手イーちゃんのパパ。)

セガール映画にありがちな人物設定ですな。

イー

セガールの発掘調査に付き添っていた中国人女性。

序盤で非業の死を遂げる。

イーの父

セガールの武術の師匠らしき人物で、いかにも達人といった雰囲気。

復讐心に燃えるバーンズを静かに後押しする。

こういう人物もセガール映画ではよく出てきますな。

トミー・リン

アメリカの麻薬捜査官の女性。

バーンズを釈放させたうえで尾行し、麻薬組織に迫る。

エド・グレイ

リンの相棒の男性捜査官。

バーンズと麻薬組織のつながりを疑うが、そもそも見当違い。

ウォン

中国の麻薬密輸組織の元締め的存在。

世界各地で暗躍する部下たち(傘下のマフィア組織のボス?)がバーンズを殺害しようとするが、ことごとく失敗。

なんか仰々しい会議でバーンズ対策を練っていたけど、部下たちはキャラが濃いわりに影が薄く、あっけなく倒されていく。

映画『沈黙の標的』の見どころと感想

おなじみのセガール映画

冷めた見かたをするなら、相も変らぬセガール映画…

しかし、逆の見かたをすれば、これぞセガール映画!

とにかく強いセガールが悪いヤツを次々とやっつけていく映画なのです。

セガールが「マイナスな過去を持つ男を演じる」という点も、おなじみな感じですな。

セガール映画が好きな人には、まさに期待どおりの映画といえます。

セガール映画のお決まりパターンに飽き飽きしている人にとっても、悪い意味で期待どおりの映画だと思います。

違和感を覚えたところ

古代遺跡がミニチュア?

ん?背景がめちゃくちゃ合成っぽいな?

って思いました。

マフィアの幹部がバーンズ(セガール)に対してだけ弱い

クセのありそうな強面のマフィア幹部がバーンズ対策会議を開く場面があって、リアルにその場にいたらオシッコを漏らしてしまいそうな怖さです。

バーンズ以外の登場人物は、麻薬組織に殺されてしまったり、ピンチに追い込まれたりしていきます。

が、そのわりには、みーんなバーンズにはあっさりヤラれちゃうんですよね。

ゲームで例えるなら、中ボスだと思って戦ったら中身はザコ敵でした…みたいな。

なんでマフィアの幹部がたいした護衛も連れず、銃も持ってないんだろ?

って思うシーンがありました。

『沈黙の標的』はこんな人におすすめの映画

  • まだセガール映画を観たことがなくて、とにかく主人公が強いアクション映画が好きな人
  • 理屈抜きでセガール映画が好きな人

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