どーも!
高い所と寒い所が大の苦手、バーチャルブロガーのキサカ・ヒメノです。
どちらの場所もガクガクブルブル、極端に高い所や寒い所だと失禁しながら失神してしまうかもしれませぬ。
とーぜん、そんな醜態は晒したくないので、そんな場所には絶対に行かないですけどね。
さて、今回紹介させていただくのは、そんな場所へ行かざるを得なくなった兄妹が登場する映画『サイレント・ワールド2013』です。
ちなみに8月15日にテレビ東京の午後のロードショーで放送されたものを見た感想です。
ちなみに結論からいうと、いまいちな映画でした。
映画の導入部のザックリ解説
アイスランドの火山が噴火し、地震が頻発。
やがて火山灰がヨーロッパの空を覆い、大寒波が襲来します。
主な登場人物の紹介とその印象
ライアン
パリに留学中のお兄ちゃん。
すぐ転びます。
すぐ気絶します。
でも、やるときゃ、やります。
タリン
パリに留学中の妹。
わがまま言いがち。
「イヤよ!イヤよ!」と喚いて、お兄ちゃんを困らせてばかりです。
一刻を争う場面でも、嫌がってばかりで時間を無駄に浪費してはトラブルを引き寄せます。
「ぐだぐだ言ってたら助かるモノも助からないよ。」と言いたくなるし、ベタな映画であれば完全に死亡フラグを立っちゃうキャラ。
ちなみに胸元の開いたVネックのトップスを着ていますが、谷間をガッツリと披露するシーンはほとんどないので(ワンカットだけあったかも)、男性諸君はトップス越しの膨らみと絶妙なチラリズムをお楽しみください。
まあまあ美人ですが、父や兄に近づく女にイヤミを言うファザコンかつブラコン。
スティーブ
元軍人でバツイチのお父さん。
再婚した新妻を二人の子供に紹介するため、パリに向かう途中で大寒波に襲われます。
進入禁止のトンネルを車で爆走し、途中からはヘリに乗り換えて子供たちに会いに行きます。
レイシー
スティーブの再婚相手。
子供たちに受け入れてもらえるか不安なようです。
始終、スティーブと行動を共にします。
あえて登場させた意味が分からない…
ディラード大佐
スティーブの元戦友で、NATO空軍基地の大佐。
映画内では大統領や政府高官といった人物が一切登場せず、そのせいで大幹部とはいえ一介の軍人にすぎない大佐がヨーロッパにおける大寒波対策の全権を背負わされているような描かれ方をしています。
そのわりにスティーブとは頻繁に連絡を取り合えるだけの時間的余裕があるようです。
パリ娘
名前は忘れた…(通りすがりのパリ娘みたいな感じ。)
ライアンが街で見かけて鼻の下を伸ばします。
ライアンが助けを求めた際には無視したくせに(言葉が通じなかった?)、結局ライアンとタリンの兄妹に同行して助けてもらいます。
ちょっとイケすかない感じの女。
あんまり必要ない役。
脳内でつじつま合わせが必要な展開の映画でした
ポンコツだけどラッキー兄妹
上でも紹介したようにライアン&タリンはポンコツ兄妹です。
そして、ポンコツだけど強運の持ち主です。
避難先を探してパリの街を右往左往する道中で様々なトラブルに遭遇しますが、持ち前の強運で切り抜けてるとしか思えません。
そして、ポンコツ兄妹と途中で合流したパリ娘、この3人が父スティーブが迎えに来たときに目印になる場所としてエッフェル塔に向かいます。
へっぽこだけど、寒さも高い場所もヘッチャラ!
さて、なんやかんやで数々のピンチを切り抜けエッフェル塔に到着した3人は、ヘリでやってくる父が目視で自分たちを発見できるようにと、わざわざ危険な階段を上りはじめます。
ちなみに3人はヨーロッパ壊滅レベルの大寒波なのにコート無しでもへっちゃらです。
さあ、そんな中、エッフェル塔に竜巻が迫ります。
竜巻とほぼ同時にスティーブンが操縦するヘリも到着。
竜巻が接近しているにもかかわらず、安定した飛行でヘリをエッフェル塔に接近させることができるなんて、スティーブンの操縦技術は神クラスですね。
そして、クライマックス。
ここまで「あれもイヤ!」「これもイヤ!」とずっと何をするにも怖がって拒んでいた妹のタリンは、高い身体能力が必要なうえに超絶に怖いであろうアクロバティック脱出を何のためらいもなくアッサリとやっちゃいます。
完全にご都合主義的な展開でした。
超簡単なまとめ
大喜利やツッコミの技術を磨きたい人は見てください。

なんだ、この映画は…!?


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