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【巧みな交渉術と心理戦】映画『交渉人』のレビュー

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どーも!

交渉するときは、あらかじめ「こうしよう!」と作戦を決めるバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。

今回、紹介させていただくのは、2019年3月6日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『交渉人』です。

重要な部分のネタバレは避けますが、あらすじも含めてレビューしていきます。

高度な交渉術とか心理戦が好きな人には、ぜひともオススメしたい映画です。

映画『交渉人』のザックリした概要

犯人との交渉によって事件解決の糸口を作り出すスペシャリスト、「交渉人」の戦いを描いた映画です。

ある晩、交渉人のダニーは相棒のネイサンから「警察内部に横領している人間がいる。」と告げられます。

しかし、その後、ネイサンは何者かによって殺害され、ダニーは殺人と横領の疑いをかけられてしまいます。

身の潔白と真犯人を明らかにするため、人質を取ってビルの一室に立て籠るダニー。

その立て籠もり現場には、ダニーとの交渉役として別の分署の交渉人クリスが臨みます。

ダニーとクリス、ふたりの交渉人の対決の行方は果たして!?

そして、アナタは事件の黒幕を見抜くことができますかな…?

映画『交渉人』の主な登場自分とその印象

ダニー

シカゴ警察、東分署の交渉人。

何者かに相棒のネイサンを殺害されたうえ、横領と殺人の濡れ衣を着せられてしまう。

そして、人質を取ってビルの一室に立て籠もり、西分署の交渉人であるクリスを自分との交渉役に指名する。

演じているのはサミュエル・L・ジャクソンです。

クリス

シカゴ警察、西分署の交渉人。

ダニーに指名され、ダニーの起こした立て籠り事件の交渉役となる。

最初に登場したとき、私はただのチョイ役かと思いました。

でも、じつは凄腕の交渉人ダニーの心理を読み、互角の交渉を繰り広げるヤリ手です。

トラヴィス署長

シカゴ警察、東分署の署長。

いろいろと難しい立場。

ベック

ダニーの同僚の刑事。

武力による強硬手段で立て籠もり事件を解決しようと躍起になる。

フロスト

ダニーの同僚の刑事。

ダニーとは長い付き合いで信頼もしているようだが、一時的に人質になる。

ニーバウム

警察の内務捜査官。

自分を罠にハメたグループの一味と読んだダニーによって人質にされる。

映画『交渉人』の見どころと感想

一流の交渉人同士の駆け引き

立て籠もり事件を起こしたダニーとの交渉は、まず交渉人見習いのファーリーという警察官が担当します。

しかし、ベテラン交渉人のダニーは、まるで指導でもするかのようにファーリーを論破していき、別分署の交渉人であるクリスを呼び寄せるよう要求します。

いったい何故、ダニーは面識もない別分署の交渉人を呼び寄せたのか?

すでにここからダニーの駆け引きは始まっているのだ!

そして、ふたりの交渉人同士の対決がはじまっていきます。

まるで予定調和のように進むスペシャリスト同士の交渉は、スペシャリスト同士だからこそ成立する高い次元での駆け引きなのです。

定石と布石の散りばめられた交渉からは、囲碁の世界に例えるならトッププロ同士の対局を観戦しているかのような――虎視眈々とその機会をうかがっている鋭さを感じました。

銃撃戦も大迫力!

この映画のいちばんの見どころは、交渉のスペシャリスト同士の対決です。

しかし、立て籠もり現場に二回ほど警察が突入を試みるシーンもあります。

アクション好きなら、特に2度目の突入シーンは見逃せません。

ダクトを通じて潜入し、銃を撃ちまくる警察部隊に対し、ダニーは人質を守りながら迎え撃ちます。

交渉術だけでなく、銃火器を駆使して戦うダニーの姿もカッコ良かったです。

ダニーの決死の迎撃によって警察部隊は撤退するものの、この突入にはダニーに濡れ衣を着せた人物の思惑が秘められていたようで…

一流同士だからこそ、通じ合う何かがある

はじめ、クリスは人質の安全を最優先とし、あくまで交渉人としての仕事に徹します。

これぞ、プロフェッショナルといった感じですな。

しかし、強引かつ短絡的に事件を解決しようとする警察のやり方に対し、やがて、クリスは不信感を募らせていきます。

違和感を覚えたクリスは独断でダニーの元へと駆けつけ、ダニーの脱出を手助けし、ダニーとともに一連の事件の証拠を確保するために策をめぐらせます。

人の心理を読み取ることに長けた交渉人の作戦は、じつに深謀遠慮と言えますな。

そして、面識を持ったばかりのふたりがそれを成し得たのは、駆け引きの中で互いの心理を深く読み解くことができる一流の交渉人同士だったからこそです。

出会ったばかりのふたりの男の信頼関係を友情と呼んでいいものかは分かりません。

しかし、その道のスペシャリスト同士だからこそ生まれた絆と、それによって迎える結末は、胸を熱くすること間違いなしです。

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