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映画『ジャンヌ・ダルク』のレビュー【テレ東の編集は…】

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どーも!

普段はテレビの無料放送でしか映画を観ない貧乏バーチャルブロガーのキサカ・ヒメノです。

今回は2019年1月28日にテレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『ジャンヌ・ダルク』のレビューでございます。

しかし、この映画を観るならDVDやネット配信でノーカットのフルサイズ版を視聴するべきですな。

今回のレビューは映画そのものに対する評価というよりも、テレビの放送時間枠内に収めるために映画が編集されてしまうことへの不満を書き綴ってます。

本来はお金を払って映画館のスクリーンで観ることを前提にしているのが映画なわけで―

それをテレビで無料で楽しませてもらっているわけですから、仕方ない面もありますけどね。

映画『ジャンヌ・ダルク』のザックリした概要

15世紀初頭、百年戦争の最中のフランスに登場した聖女ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた映画です。

ジャンヌ・ダルクを演じているのは、ミラ・ジョヴォヴィッチです。

テレ東の午後ロードではカットされ過ぎ…

もともと約2時間半の映画なので、テレ東の午後ロードの二時間枠に収めるには無理があるように感じました。

CMに取られる時間も考えると、1時間分くらいカットされちゃっているのではないでしょうか。

そうなると、やはり過激なシーンほどテレビでは放送しづらいのでしょう。

物語の流れが強引だったり、人物の描かれ方が雑になっていたり、男性諸君が期待するであろう過激な性描写シーンが削られてたりします。

この映画の見どころを味わい尽くしたい方は、絶対に158分のフル視聴をするべきです。

ということで、ここから先は、テレ東の午後ロード版『ジャンヌ・ダルク』の不満を書き綴ります。

テレビ東京の午後のロードショー版『ジャンヌ・ダルク』を見た感想

私は以前にフルサイズで観たことのある映画なのです。

そのときはすごく面白かった印象があったので、今回の放送も録画しておいて改めて見たのです。

しかし、

あれ、期待していたほど面白くなかったな…

って思ってしまいました。

それはなぜか…?(すでに答えは書きましたが、もう少し詳しく説明していきます。)

指揮官としてイマイチなジャンヌ・ダルク

ワタクシ、三国志とか日本の戦国武士とか中世ヨーロッパの騎士をテーマにした物語が好きなのですよ。

そういった物語の醍醐味のひとつは、戦略上の駆け引きや、最前線で命を懸けて戦う英雄たちの活躍だと思います。

そこに凡人では考えつかないような策略や用兵術があったり、とても真似できない覚悟が含まれているからこそ、「どんな結末が待っているのか」とワクワクします。

でも、ただ無謀に剣や槍を手にして敵の中に突っ込んでいくだけの戦い方にはワクワクしません。

で、今回は2回目の視聴だったために戦いの過程や結末を思い出しながら見てしまったので、ワクワク感が薄れてしまったのかもしれません。

ただ、どうしても、「もっと頭使って戦えよ!」と思えるシーンばかりだったように感じてしまいました。

戦闘シーンの迫力こそ感じられたものの、原始的な戦い方しかしないジャンヌ・ダルクがどうも好きになれませんでした。

やべーやつにしか見えないジャンヌ・ダルク

「神の声が聞こえる」というジャンヌは、王やその側近に疑いの目を向けられながらも、やがて信頼を得ていきます。

しかし、最終的には王に見放され、教会からも異端者として扱われてしまいます。

こういったジャンヌの苦悩こそが、この映画のメイン軸であると思うのですが、どうもジャンヌの立ち居振る舞いが好きになれず共感できないのです。

もっと洗練された強さと可憐さを併せ持った信心深い美少女 – というのが私の中でのジャンヌ・ダルク像だったわけですが、ちょっとイメージと違いました。

無謀で粗暴、頑固でヒステリックな女という印象のほうが強くなってしまいました。

エッチなシーンも昨今のテレビでは大幅カット?

  • イングランド兵に殺害された挙句に犯される姉をクローゼットに隠れて怯えながら見るしかできない少女時代のジャンヌ
  • 処女かどうかを確かめるために指を入れられるジャンヌ
  • 牢屋の中でイングランド兵に服を引き裂かれるジャンヌ

たしか初めてこの映画を観たときは、こんな過激なシーンがあったような気がします。

2019年1月28日のテレビ放送版でも部分的には放送されましたが、過激な描写は大幅にカットされていたように感じます。


映画『ジャンヌ・ダルク』はフルサイズ視聴するべし!

しつこく書くと宣伝感が強くなってしまうのでイヤなのですが、あえて書かせていただきます。

ここまで述べた不満点は約2時間半の映画を大幅カットして、テレビの二時間枠に強引に収めた結果です。

本来はすごく面白い映画なので、この映画に興味がある方には、ぜひともフルサイズで視聴することを強くお勧めさせていただきます。

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