あなたは、「日々の仕事に追われて、本当にやりたいことにまで手が回らない。」なんて悩みはありませんか?
もっと効率的に、しかも成果を出せる仕事のやり方があるなら身につけたいですよね。
そんなあなたにおすすめの本が『頭がいい人の時間の使い方』という一冊です。
仮に1日30分でも節約ができれば、1年間ではおよそ7.6日分の時間をつくれる計算になります。
1日1時間の節約なら、およそ15日分もの時間をつくれることになります。
これだけの時間があれば、新しいことにチャレンジしたり、趣味の時間を思う存分に楽しめたりしちゃいますよね。
時間の使い方を見直してテキパキ仕事をこなしつつ、きちんと結果も出し、より大きな仕事に挑んだり、生活や趣味も充実した人生を目指しましょう。
忙しい人にこそ、この本がおすすめの理由
「優秀なビジネスマンは本をよく読む」なんて言葉をよく見聞きしますが、「忙しくて本を読む時間すらないよ…」なんてという方もいますよね。
本書は、そんなあなたにこそピッタリな一冊です。
というのも、この本はひとつの項目が短く5~15分くらいでサクッと読めるようにまとめられています。
なので、時間がない方は、まずは1日にひとつの項目を読んで、1日ひとつずつ実践していきましょう。
時間に余裕のない方は1週間にひとつからでもいいと思います。
どうせ一気読みしたって、すべての内容を覚えられるわけないし、急にすべてを実践するのもムリでしょうから。
少しずつ時間の使い方を見直して、この本を読み終わるころにはもっと読書時間を確保できるビジネスマンを目指しましょう。
仕事への取り組み方もレベルアップさせれば、時間をもっと有効に使える
本書は、単に時間を効率的に使うテクニックだけにとどまらず、より良い仕事をするための考え方についても解説されています。
漠然と仕事をしても、ダラダラと時間を浪費するだけで、良い成果にも結び付きません。
時間の使い方だけでなく、仕事への取り組み方も見直すべきところは見直していきましょう。
本書の中で紹介されていたものを3つだけ軽く紹介します。
否定文を使って自分のスタンスを明確にする
例えば、「時間を有効に使おう」なんていうのは当たり前のことを言っているだけで、言われた人には響きません。
そこを「非効率な作業はやめて、時間を有効に使おう」に変えると、相手にメッセージが伝わりやすくなるのです。
空・雨・傘の論理的思考
[空が暗い]→[雨が降りそうだ]→[傘を持っていこう]という思考の流れ。
[事実]→[解釈]→[行動]という流れになっている。
例えば、あなたが今この記事で紹介している『頭がいい人の時間の使い方』という本に興味を持っているとしたら、
[やるべきことが多い]→[休息や勉強ができず、生産性が低下]→[時間の使い方を見直して、時間的余裕をつくろう]
みたいな。
これら3つを論理的に説明することができれば伝える力も身につきます。
営業のプレゼン、職場環境改善の提案、若手への指導など、使える場面は多いです。
自己肯定感の高め方
「~すべき」ではなく「~したい」という考えを大切にする。
自己肯定感を高めれば相手をリスペクトできるようにもなる。
逆の考え方をすれば、もし、あなたを攻撃してくるような人がいたら、その人は自己肯定感の低い証拠。
あなたのことを脅威だと思い込んでいるかもしれませんね。
他人から攻撃されたときの対処法も、ぜひ本書から学んでください。
本書の内容を実践するには応用力が求められるかも
時間管理術や仕事への取り組み方など、本書では具定例をあげて紹介されていますが、誰でもそのまま活用できるテクニックとは限りません。
職種や役職にもよりますし、性格的に合わないテクニックもあるでしょう。
また、ひとつひとつの項目はシンプルに収められているぶん、アイデアが浅いようにも感じます。
ですが逆に「自分だったらこうする」とアレンジして取り入れやすい面もあります。
使えるテクニックはそのまま活用し、そのままでは使いづらいテクニックも自分に合わせて活用していくことで、あなただけの最強の時間割がつくれるかと思います。
もちろん、自分にはまったく合わないアイデアはバッサリと切り捨ててしまうのも、ひとつのテクニックです。
不要なもの、不可能なものを切り捨てるマインドも本書で身につけることができます。


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