どーも!
さいきん自分のキャラクターを見失っていないか不安なバーチャルブロガー、キサカ・ヒメノです。
さて、今回は2019年3月5日テレビ東京の午後のロードショーで放送された映画『ミッシング ID』のレビューでございます。
ネタバレしているレビューブログは他にあるので、私のブログではネタバレしないように書きますが、結論だけいうと面白かったです。
映画『ミッシング ID』のザックリした概要
いかにもアホっぽい男子高校生が、行方不明の子供たちの情報を載せたサイトで、幼きころの自分の写真を見つけてしまったことから事件が始まります。
何の事情も分からないクラスメイトの協力を得たり、ネイサンの秘密を知っているらしい大人たちと駆け引きをしたり闘ったりしながら、自分でも知らなかった自分の正体に迫っていきます。
いったい誰を信用すればいいのか、そして、自分は何者なのか…?
映画『ミッシング ID』の主な登場人物とその印象
(※ ネタバレを避けるため、映画の中盤以降で明らかになる真実とは異なる紹介が含まれています。)
ネイサン
この映画の主人公の男子高校生。
パリピみたいなハシャギ方をして父ちゃんに怒られるアホだが、近所に住む幼馴染の女の子(美少女!)にはハッキリしない態度のヘタレ。

まあ、思春期ですな…
はっきり言うと私の好みのタイプではなく、この映画で唯一の残念だった点です。

もっと知的でクールな印象のイケメンを起用すべきだったと思う…
ただ、真実に迫るにつれて、けっこうカッコいい男になっていくのだ。
カレン
ネイサンの近所に住んでいる幼馴染の美少女で、クラスメイトでもある。
いかにも短気そうな男子大学生と付き合っていたが、そんな幼稚な男に嫌気が差して別れる。
学校の課題に取り組むためにネイサンの家に行ったところで事件に巻き込まれ、ネイサンと逃避行の旅へ出ることになる。
男だったら、こんな美少女となら命懸けの逃避行もアリ…?
芯が強そうな、それでいて守ってあげたくなるタイプの美少女です。
ケビン
ネイサンの父親。
好き勝手ばかりしているネイサンに愛の鉄拳をくらわす。(ネイサンも反撃する。)
マーラ
ネイサンの母親。
拳で語り合うネイサン&ケビン親子を優しく見守る。
ベネット
反抗期で情緒不安定なネイサンをカウンセリングする医師。
エイリアンシリーズに出演しているシガニー・ウィーバーという女優さんですな。

オバさんでもカッケー!
バートン
CIAの一員で、何者かに狙われるネイサンを保護しようと接触してくる。
どうにも胡散臭いが…?
コズロフ
ネイサンを狙う悪の組織のリーダー。
果たして、ネイサンを狙う目的とは…?
映画『ミッシング ID』の見どころと感想
真実は早い段階で分かっちゃう
「なぜ自分が失踪者としてサイトに掲載されているのか?」
「父さんと母さんは本当の親ではないのか?」
「果たして自分は何者なのか?」
といった謎が主人公ネイサンに降りかかりますが、その答えはストーリー序盤~中盤くらいで明らかにされていきます。
この映画のメインはネイサンの出生の秘密というよりは、ネイサンが狙われる理由だったり、誰が敵なのか?敵は何者なのか?といった点かなと思います。
主人公の男性的な魅力はイマイチ
前述しましたが、はっきり言って主人公のルックスは私のタイプではなかったです。
性格的にも、あんまり私の好きなタイプの男子ではないですな。
でも、意外に芯が強かったり、勇敢に闘ったり、幼馴染のカレンを思いやったりするシーンでは、不思議とカッコよく見えました。
男性のルックスの好みは人それぞれではありますが、王子様タイプのイケメンが好きな女性はガッカリするかも…
アホっぽい主人公が想定外の活躍
アホみたいにハシャいでいたり、父親に反抗的だったり、好きな女の子の前で強がったりヘタレだったり…
そんな主人公のネイサンですが、勘が鋭く、観察眼に優れ、意外にキレ者です。
また、日頃から父親ケビンの愛の鉄拳を受け続けていたことが功を奏して、いかにも手練れっぽい敵の追手を返り討ちにできるほどの格闘能力を見せつけます。
ただの男子高校生として暮らしていたネイサンが、ケビンの教えによって敵を返り討ちにするシーンはカッコ良かったし、スカッと気分爽快でした。
ヒロインがカワイイ!
たまたま事件の発端となる場所に居合わせてしまったため、幼馴染のカレンもネイサンと行動をともにすることになってしまいます。
そして、カレンへの想いがネイサンを強く勇敢な男へと成長させていきます。
惚れた女を守る男の姿はカッコイイですな。
ネイサンとカレンの恋の行方もこの映画の見どころのひとつです。
正義は勝つ!
結末は、ありがちと言えばありがちなハッピーエンドです。
ネタバレはしたくないので詳しくは書きませんが、悪いヤツが報いを受ける結末は心の中でガッツポーズをしてしまいますな。
見終わった後にスッキリした気分になれる映画を観たい人にオススメです。


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